counter 更新日: 2003-01-09

タイ初めて物語その1

投稿日 2000/07/30 (日) 00:41 投稿者 iceman

インターネットを始めてまもない男というヤツはホントにしょーもない事をするもので、必ず「風俗」「本番」「ソープ」とか検索するもんです。(やったコトないとは言わせません(笑))
ある日、やはり自室のPCの前に鎮座し、ニヘニヘうすら笑いを浮かべる25歳の男がおりました。

「ん!・・・なんだ?こりゃ」

見つけたのはとあるアジア圏の風俗紹介HPでした。(ごめんなさい。名前は忘れてしまいました。)
そこに赤裸々に綴られたAngel of Thailandとの甘いひとときは僕にまばたきする事を許さないほどの魅力的な内容でした。

「本場のムエタイを見てみたい。」
「シルバーアクセサリーを安く仕入れたい。」

これらの理由でタイには行ってみたいと常々思っていた自分でしたが、訪タイの主旨がここで全く違う物になりました。

「是が非でも、タイの女のコと遊びたい!!」

次の日から情報収集開始。
まず、ネット上、さらに書店でガイドブックを買い漁りました。
初めてAngel of Thailandの情報に触れてから1週間と経たないウチに航空券その他諸々の準備をしたわけです。
海外旅行経験の乏しい僕は成田で多少オロオロしながらも、なんとかNW1便に乗り込み、まだ見ぬAngel of Thailandを想いながら「行きゃ、なんとかなるだろ。」くらいの気持ちで旅立ちました。

(神をも恐れぬ愚行です(笑)これからタイに行かれる方は万全の準備を整えてからにしてくださいね)

さて、乱気流によって揺れまくるNW1便の機内で本を片手にブツブツつぶやく25歳が一人・・・。

「さわっでぃー くらーっぷ・・・こっ(ぷ)くん くらーっぷ」「えー・・・(ぷ)は発音しない・・・っと」

異様な事この上なしです。

初めて目にするタイ出入国カードを「地球の歩き方」片手に書き込み、ウトウトしていると、着地の衝撃で目を覚ましました。

「着いたぁ・・・」

ここに来て「楽しみ」の気持ちより「不安」の気持ちが強くなってきました。
タラップを降りバスに乗り込むとさらに「緊張」が込み上げてきました。

とりあえず、人の流れに沿って歩いていき、やたら待ち時間の長い入国審査を抜け、「税関申請する物ナシ」の英語が理解できないため、しばらくオロオロした後、無事「NOTHING TO DECLARE」を抜けました。(X線の機械があるにも関わらずNO CHECKなのには驚きましたが)

両替に立ち寄り、タクシースタンドに向かい拙い英語で行き先を告げるとカードを手渡してくれ、それをタクシーの運ちゃんにひったくられると、凄いスピードで走り始めました。

以下は僕と運ちゃんとの会話です。
あくまでも多分こう言ったのであろうと、勝手に解釈した部分もあるのでとりあえず僕の語学力を笑ってやってください。

「タイは初めて?(英語)」

「あー ふぁーすと たいむ 初めて」

「仕事?遊び?(英語)」

「あー さいとしーん あんど むぁいたい」
(言いながらパンチ打つジェスチャー)

「君はボクサーかい?(英語)」

「のーのー あいむ からてか じゃぱにーずからてか」
(まぁ、趣味の範疇ですが・・・ホントです)

「カーラーテ?」

「いえす じゃぱにーずからて ゆーのう?」

「わからない(タイ語?)」

おもむろに何かを取り出し・・・

「マッサー マッサー」

うわ・・・ネットの情報通りだ・・・とか思いながら

「のーのーのー」

と断りつつ、そうこうしているウチに予約を入れたピナクルホテルに到着。
後で気付いた事ですが、しっかりボられてました。(笑)
チェックインを済ますと、ボーイさんがにこやかに話しかけてくれるのですが早口でさっぱりわかりません。
日本人特有の「わかんないけど笑顔で頷き」モードに入った僕に次々部屋内の説明(多分)をしてくれます。
最後に・・・

「ミスター マッサー?」

もーえぇっちゅーねん!(笑)・・・とは口には出さず、20Bのチップで退散して頂きました。

「ふぅ・・・明日からどうしよう?」

と、思いながらも腹が減っていることに気付いた僕はとりあえず状況把握も兼ね、外に出てみました。
ホテルの入り口にある詰め所にいたガードマンに覚え立ての

「さわっでぃー くらーっぷ」

で、合掌すると向こうも笑顔で同じ事をしてくれました。

「なんだ通じるじゃーん!いい人じゃーん!」

と、単純に喜びつつ夜中のホテル近辺をうろつくとナイトクラブらしき店の前で女のコが数人座っています。
さっきのガードマンで気を良くした単純な僕はここでも

「さわっでぃー くらーっぷ」

と、かましました。

しかし・・・完全無視・・・

「おや?なぜ?」

と思いつつも近くのセブンイレブンで軽食とミネラルウォーターを購入。
帰り道同じ場所を通ると、女のコだけでなく数人のタイ人男性が集まっています。
女のコの一人が僕を指さすと一斉に全員が僕の方を向くじゃないですか!

「あれー?・・・もしかしてヤバ目?」

とりあえずガタイいいのはいなそうだから・・・
後は凶器持ってるかどうかだよな・・・
そんな物騒な心配をヨソにその場は素通りしてしまいました。

「あれ?・・・なにもなかったな・・・」

この事については余談があるんですが、それは後日談ということで。

ひとまず部屋に戻った僕は「BBQ CHICKEN SAND」の予想外の美味しさとミネラルウォーターの安さに驚き、その日はシャワーを浴び、早々にベッドに潜り込みMTVを見ながら眠りに就きました。

 

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